人間ドックからの再検査で怒涛の一か月が過ぎ、一昨日の月曜日に病理検査の診断を聞くことができました。結果的には、最もポピュラーな腺癌でステージ１のA１でした。A区分も１～３まであるらしくステージ１にはB区分もあるようで、最も早期で初期の初期である０区分もあるようです。
.
術後の抗癌剤治療も放射線治療もなく２か月後に検診を受けるだけで済みました。担当して頂いた医師からもレントゲンの様子も血液検査の炎症数値も落ち着いているので大丈夫そうですよ言われるとやはり安心できます。
.
胸腔鏡手術の痛みも最近はかなり軽減されつつあり、昔の開胸手術よりは、かなり負担が少ないと思いますが、傷口に下着が擦れるだけで痛みがあったり、皮膚の引き付き感で傷んだりと術後一か月間は、辛かったです。
.
右肺下葉部分全摘をレントゲンで確認しましたが、綺麗に空洞になっていました。人間の機能が凄いと思うのは、それ程息苦しさや以前との差を感じない事で、マスク着用のほうがよっぽど息苦しく感じています。
体力も徐々に戻ってきている感じですので少し安心しています。
最後に、職員の皆様も自身の健康は自己責任ですが、誰にでも起きうる事案ですので少しでも参考にして貰えると嬉しいです。

心臓や肺などの動いている臓器の手術をする際に行う全身麻酔は、通常よりも太い管を気道に挿入するそうで事前に口腔衛生の前処理が行われます。特に抜けそうな歯は、抜歯されることもあります。また、歯周病は完全にチェックされますので日頃から歯医者さんに行くことを奨励いたします。
.
歯医者が基本的に嫌な人も多いと思いますが、咀嚼と嚥下は高齢になれば成程重要な要素ですので健康でピンピンコロリ目指す美薗会職員の皆様は、業務命令の一環として自分の口腔衛生を真正面から見つめ直し、素直に歯医者に行きましょう。
.
学生の頃のように、抜き打ち歯周病検査を行って駄目な人に鉄槌を喰らわせるのも楽しそうですが、自分のために用心してくださいね。歯は、とても大事です。
因みに自分は、完璧な口腔衛生なので女医さんに褒められて嬉しかったです。

半年ほど前に、業界仲間の一回り上の先輩が、ＳＮＳで肺癌ステージ2で入院と記事をあげていたのを読んだときに、ステージ2ならば死に至ることは無いだろうと高を括って忘れていた事を先ほど思い出し大変申し訳ないことをしたと反省しています。今なら退院祝いの花束を贈るのですが、遅いです
.
と言っても先輩の本日の写真を見る限り、退院後は、ゴルフに観劇・すし屋に映画と自由奔放に独居生活を楽しんでいるようですが、多分入院中は心寂しかったと思います。爺の単独入院は、結構見かけましたが、孤独オーラを出しまくっているので何となく寂しくなります。
.
今はコロナの影響で面会禁止ですので差がありませんが、解禁されると配偶者・パートナー、子供達が近くにいないと入院時ほど、孤高を味わうのかも知れません。誰も面会にくれないと寂しいです。
ひとり身の孤独な男性職員の皆さんは、特に特に注意して欲しいと切に願っています。

手術前に麻酔科医の先生から色々と説明があります。今回は全身麻酔で良性・悪性診断の為の細胞採取のために１時間程度の麻酔量を挿入し、顕微鏡で確定診断し悪性の場合は、再度３時間ほどの麻酔量を追加して肺葉全摘の術式に変えるとのことでした。
.
通常手術の器具よりも太い器具を使うので術後の痛みや咳、痰が長く続きますが、日数が経過すれば落ち着くので大丈夫ですよと言ってましたが、本当にその通りで約2週間で痰は出なくなりました。
.
長年の経験に基づく各専門の先生達の言う通りにやっていれば安心なんだと感じています。昨日も午前中は、八王子市社会福祉協議会の理事会に参加し、午後はオンライン会議に参加し結構長時間話し、帰宅後は、アップダウンのある八王子みなみ野お散歩周遊コース５キロを45分程度で歩きましたが、息苦しさもなく痰も出ず至って順調でした。
.
今日も午後から伊勢原に出張ですので頑張って行ってきます。

日頃、大変お世話になっている数井クリニックさんから退院祝いの花束が届きました。やはり嬉しいもので先生方の心遣いに大変感謝しました。
基本的に優しい方々だと存じ上げていましたが、一番弱っている時には心に響くものです。
.
明日は、午後から伊勢原に出張ですが、頑張っていこうと自分を励ましていますが、入院で体力が確実に落ちているのが実感しています。
たった一週間の入院で病院時間が、すっかり身に付きました。６時起床・７時朝食・12時昼食・６時夕食・９時消灯、完璧です。