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復興支援

2014/01/31 15:44 | CATEGORY(未選択) | COMMENT(0)

未曽有の大震災から3年近くが経過し復興支援への思いがやや薄れかけていると思いますが、実際に現地を視察してみると復興が進んでいない状況を思い知らされます。
学校のグランドにある仮設住宅には未だ多くの避難者が生活し住宅地域は3メートルの盛土が施されていますが遅々として工事が進まないようです。
気仙沼港近辺の漁業関係の設備は復興され唐桑漁港における牡蛎の収穫は日に日に増えているようですが、津波で海底が掻きまわされた影響で貝毒が頻繁に検出され出荷制限もあるようです。
今回、市民病院の先生の配慮でNPOが運営する医療用多目的ヘリコプターの試乗ができ上空から気仙沼町を一望してきました。
現地の人々とも交流してきましたが、我々ができる支援は被災地に行って食べて買ってお金を落とすことで被災地の経済が少しでも良くなり結果的に被災地の多くの人々が潤うようです。
今回はふれあいコンサートで協力頂いた義捐金も贈答してきましたが、被災地の子供達への教育用品購入に充てるようです。
被災地の人々は未だ多くの不便の中で生活している事を忘れてはいけないと切に思いました。
全国からの支援で復興された牡蛎番屋
復興された牡蛎棚
漁師さん達が運営する牡蛎小屋
旨いです
支援頂いた事への感謝が書かれています
医療用多目的ヘリコプター
ストレッチャーが積めるようなっています
NPOを立ち上げた救命救急士さん
上空から見た気仙沼町
気仙沼漁港
復興支援会議
気仙沼町で事業経営をしている方々と今後の復興支援について語り合いました。本文にもあるように全国から人が来てくれる事を望んでいました。

2割負担者が国会で決議されます

2014/01/22 17:04 | CATEGORY(未選択) | COMMENT(0)

一定の所得がある高齢者を対象に介護保険サービスを利用した場合の自己負担を現行の1割負担から2割負担に引き上げる制度見直しをめぐり厚生労働省は、『年金収入で年280万円以上』を対象とする方針を固めたようです。
近く始まる通常国会で介護保険法を改正し2015年の実施を目指し決議され来年4月から自己負担2割負担が実施される可能性が高まりました。
新聞報道によると実際に負担が増える高齢者は、在宅サービスを利用する人の15%程度になるようで事業者にとって深刻な問題といえます。
前回の介護報酬改正によって軒並み介護事業者の収益は減収となっている上に、15%の人を対象に2割負担となった時点で多くの利用者が現行のサービス量を減らす事も予想され計り知れないダメージを受ける可能性があります。
今年になって市内の介護事業者で突然廃業したとの連絡がありましたが、収支が合わなくなれば直ぐに撤退されますのでとても心配です。
介護予防事業や地域密着事業なども来年度は、予算削減が予想され今後も厳しい状況が続くと思いますが、我々の法人は地に足をつけて地道にやっていこうと考えていますので宜しくお願いします。
比較的、裕福層が入所しているユニットケアの特養利用者もダメージが大きいと思います。

2025年が勝負

2014/01/17 13:50 | CATEGORY(未選択) | COMMENT(0)

11年後の団塊の世代が後期高齢者となる2025年が介護保険制度の勝負年となるようです。
本日午前中に開催された八王子市地域包括支援センター運営協議会でも2025年を目指して地域包括支援センターの増設を検討するワーキンググループが協議会委員6名で結成されました。
八王子市の基本方針は民生委員の地区割りを基本に編成し2025年の高齢者人口を予測して増設する方向のようです。
厚生労働省は2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進するようで、これは自宅で最後まで看取るという事でもあり病院や施設を増やす事はあまり考えていないようです。
我々介護福祉施設は地域包括ケアシステムを担う重要なポジションのようですので職員一人ひとりが自覚し健康管理や自信の人生設計をきちんと明確にして頑張っていきましょう。
本日で阪神淡路大震災から 19年経ちましたが謹んで哀悼の意を捧げたいとおもいます。

福祉避難所の課題

2014/01/15 14:31 | CATEGORY(未選択) | COMMENT(0)

阪神大震災の時、高齢者らが体育館などでの長引く避難生活で体調を崩し、震災関連死が相次いだ事を受け、その教訓から1997年に関連死を防ぐ手立てとして福祉避難所が災害救助法に位置付けられました。
その後、能登半島地震の時まで役割の重要性があまり理解されずにいましたが、あの東日本大震災の時に福祉避難所としての機能を稼働できた市区町村とそうでない地域では生死に関わる差があったようです。
八王子市においては福祉避難所として市内の特別養護老人ホームと大部分契約を結んでいますが、予算やマニュアルが特にある訳でもなく少しずつ制度化に向けて進んでいる状況だと思います。
当法人におきましては地下100mの深井戸を掘りボイラー用に貯蔵されている軽油を使って自家発電器で飲料水を汲めるようになっています。
また業務用プロパンガスでガスバーナーを使えるようにしてありますので自前で炊き出しができるように準備しています。
阪神淡路大震災や東日本大震災で培った貴重な経験を生かし、災害時に施設の利用者だけでなく地域の高齢者を一人でも多く受け入れることができる福祉避難所としても充実させていきたいと思っています。
災害時に福祉避難所として機能するために一番重要なのは介護者の確保のようです。今後の課題です。
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