子育てと親の介護を同時に担う「ダブルケア」家庭が増えているようです。背景には晩婚化・晩産化が進んだことがありますが一方で、自治体による子育て、介護サービスは縦割りで連携に乏しく、十分な支えがないことも事態を悪化させているようです。実態を知るため、国は今年度、初めて調査に乗りだすようですが今更感もあります。
在宅介護を進めるのは結構な事ですが、家族が介護するから費用が安いという安易な思考では、将来国を背負って立つ若い世代に悪影響がでないか心配です。
自分らしい生活が困難な程重度の要介護状態になった場合は施設で介護のプロがお世話する方が費用対効果も期待できると思いますが、国の方針はなかなか変わりません。