今年8月以降、原因不明の急性弛緩性麻痺を訴える子どもが相次ぎ、2人から「エンテロウイルスD68」が検出されていたことがわかったようです。
国立感染症研究所によると、27年8月1日から10月25日までに、発熱やせきなどの症状の後に体が麻痺したという報告が21の都府県で47人報告されました。
患者は生後1か月から11歳までの子供で、このうち2人から「エンテロウイルスD68」が検出されたようです。
米国では昨年、エンテロウイルスD68 の感染に伴う重症呼吸器不全症例の報告が1000例以上あり、その一部に急性弛緩性麻痺症状が見られたとの報告もあり重度化したケースもあったようです。
今回のテレビ報道は府中の国立小児専門病院からでした、比較的地理的にも近いので子供や孫が発熱し症状が軽くない場合は、迷わずに高度な医療機関を受診し万全の体制で臨みましょう。
幸い高齢者による発症はないようですが、何時変異するか分からないのもウィルスなので用心に越した事はないような気もします。
一番の予防は帰宅時のうがいと手洗いのようでシンプルですが職員のみなさん、宜しくお願い致します。