増殖し続ける高齢化問題の最終切り札が、厚労省によると『地域包括ケアシステム』という善意と奉仕とボランティアに基づく中学校区域程度で展開されるシステムづくりというのもどうかと思いますが、人口も税収も衰退の一途をたどる我が日本国においては、地獄のような社会にするか地域のみんなで助け合って生きていくか大切な岐路のような気もします。
団塊の世代が後期高齢期になる2025年を目安にシステムの構築を考えているようですが、個人的にはいち早く各地域で医療と介護が連携し社会資源との融合を図っていかなければ手遅れになるような気がします。
本日は厚生労働省の皆さんにとても発言力のある方を招いて医療と介護と行政の代表者で地域包括ケアシステムに向けて下記の次第で懇親会が開催されます。八王子市における現場最前線の生の意見を各業界として活発に発言していこうと考えています。
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① 看護・介護職員の現状と今後の予測について
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② 在宅介護の限界について
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③ 地域包括ケアシステム構築に向けて
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個人的にですが他はともかく八王子市南部だけは、住み慣れた自宅で安心して暮らせ、在宅で終末を迎えたい人は自宅で、施設や病院で終末を迎えたい人(迎えざるをえない人も含む)も、何の心配なく速やかに利用できるパーフェクトな地域包括ケアシステムを目指したいと思っています。
手前味噌ですが、特養の担う役割はかなり大きいと思います。自分をはじめ皆さん自覚して福祉の仕事に疲れない程度に邁進してほしいと思います。

一昨日、地域の病院で『地域包括ケアシステム』の協議を済ませ外に出てみると綺麗な虹が架かっていました。ランドの鬼神と一緒でしたが、何となく上手くいくような気がしました。