年一回の人間ドックオプション検査で胸部ヘリカルCTを受けていましたが、五年ほど前から右肺下葉部に炎症が見られ年々少しづつ影が明瞭になり大きさも増加しているので念のため専門医に診てもらいなさいとの所見をうけて八王子医療センターに呼吸器内科の予約を取ると、感じの良いお姉さんが、悪性の可能性が書かれていますかと聞かれ、書かれていますと答えると呼吸器外科ならば予約がいらないので明日受診に来てくださいと言われ、翌日素直に外来受け付けに2時間並び受診しました。ドックでのCT画像を診ての診察でしたが、悪性・良性の判断はできないとのことでした。因みにドックの結果では、胸部レントゲン検査では異常なしでしたので早期発見には繋がらない可能性が高いようです。
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その日は、造影剤CTや採血、レントゲン検査、MRI、肺活量測定を受け、来週に再度受診して下さいとの事でした。
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翌週の受診では検査の結果、判断できないので腹腔鏡手術で疑い部位を直接摘出してその場で顕微鏡で悪性・良性の判断し、良性ならば部位削除し悪性ならば右肺下葉全摘出に切り替えて根治しましょうとの先生の言葉でした。
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急遽、4日後に入院することになり、金曜日に元気一杯に入院し、月曜日に腹腔鏡手術による疑い部位検査から右肺下葉全摘出になって人生初のICUを経験してきました。翌日には、自分の病室に搬送され4日後の金曜日には退院という一週間の入院生活をしてきました。
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退院した日に職員の皆様から退院祝いの花束が贈られてきたのには、大変驚きましたが心底嬉しかったです。本当にありがとうございました。