美薗会 理事長ブログ

NHKの放映から八王子市の取り組みについて何かと電話があります。
毎週のWEB会議やZOOMによるセミナーなどについて意見や感想を聞かれる訳ですが、自分としては、発熱や症状がなければ、10日～14日程度でPCR検査無しで退院し施設で受け入れる事は、普通の事なので少し困惑しています。
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また他の地域で八王子と同じような取り組みを広められないかとの質問もありますが、医療関係者がメインの取り組みなので何とも言えないと答えています。
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今日のWEB会議での情報ですが、23区よりも市部の方がPCR陽性者率が上がっているとの恐ろしい現実を知りました。確かに多摩市でも特養職員が一人感染したとの記載がありましたので認識を改める必要があるかもしれません
まぁ正しく恐れる事に変わりありませんので今までと同じく、手指衛生と飛沫感染予防に徹しつつ、楽しい日々を過ごしていきましょう。
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最近気が付いたのですが、石鹸での手洗いの時間を気にしたところ１分20秒位かかる事が分かりました。因みに我が家の奥様は半分以下の時間で終了しています。

最近、NHKの記者の方と話す機会があり、藤寿苑で行われた『防護衣の装着方法と注意点』をテーマにした訪問指導を録画した動画について説明しました。
特養で防護衣をテーマにする時代が来るとは思ってもいませんでしたが、人生何があるか分からないものです。
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最初に陵北病院の院長に相談したところ八王子医療センターの感染症専門医と感染症専門看護師の方が特養の施設まで訪問頂き、医師による感染予防の講演を１時間・看護師さん指導による防護衣の装着実技を開催して頂けることになりました。
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その模様は全て動画で配信して頂き、各施設で学べるようになっています。現在、特養や病院でクラスターが普通に発生していて医療機関への搬送は基本的に厳しい状況ですので、このような研修を前もって開催できていて良かったです。
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もうコロナ発生は極々普通の事になりましたので二次感染・三次感染を阻止することに全力を傾ける時代です。どこぞの特養のように７０人規模の大クラスターになるまで放置する事はあってはなりません。
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知らなかったので驚きましたが、昨日のNHKで以前記者としてお会いした方が、番組でキャスターのよう普通に出演して説明していました。NHKは国営なのに記者が取材して自分で出演するという驚きの事実を知りました。取材する仕事は裏方という概念が瓦解しましたが、世の中面白いものです。

本日は、午前に地域コロナ対策会議、午後に東京都市区町村施設長会代表者会議が共にZOOM会議にて開催され参加しました。
正直、当初滅茶苦茶疲れたZOOM会議もかなり慣れてきて1日２回位の会議や研修では左程疲れなくなってきました。
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ここ３週ほど夜７時からのセミナーがありましたので今日は楽です。東京都市区町村施設長会代表者会議は通常、飯田橋で開催されるのでZOOM会議は有難い限りです。コロナが終息したら集合会議に戻るとか言ってましたが、出来ればこのままZOOM会議で開催して欲しいです。
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八王子以外の地区ではクラスター発生時の協力支援体制の協定書を役所を絡めて締結するのが目標らしく、残念なことに栄えある東京都広域支援要請の第一号になったのは、自分の前の職場と報告してました。３施設から３人の介護職が派遣され法人内から介護職増援で何とか凌ぐ作戦のようです。
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介護職・利用者全員にPCR検査を税金で実施する区部やクラスター発生時の補助金を要請したいとか結構疲れる会議内容でマスコミの毒牙に完全にやられている感じでした。
午前中の会議との乖離が凄すぎて辟易しましたが、余計な事を言うと嫌われるので一言も発言せず黙って閉会になるのを待ちました。
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多分、八王子の介護業界は世間的には、かなり異質な存在になっていると思います。やはり正しい知識に基づく思考が重要なのだと切に思います。毎週のWEB会議や多種多様なセミナーを開催し、多忙の中施設への訪問指導までしてくださる医師や看護師の皆さんには大変感謝しています。
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手前味噌ですが、医療・教育・行政・介護が一体となって感染症対策を模索している八王子市は、市民にとっても良い地域だと思っています、同じ思いの記者もいて今晩９時からNHK総合ニュースウォッチ９で八王子市の取り組みが放映されます。

昨日の多摩市HP広報によると前の職場の新型コロナ陽性者が、更に拡大し利用者５３名、職員１７名の総計７０名に増えたようです。
全フロアーに感染エリアが広がっているとしか思えませんが、施設全体をゾーニングするしか手がないように思います。
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東京都社会福祉協議会の規定では、他施設からの応援職員はレッドゾーンへの派遣は出来ませんので法人内からの増援部隊を派遣するしかないと思われます。
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広報以外大した情報もありませんが、現在自分が知りうる限り、多摩地区の特別養護老人ホームとして最悪の大クラスターに見えます。
同じ地域内に系列の病院があるのに何故こうも広がってしまったのか検証してみたいですが、今では誰も知り合いがいませんので残念です。
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今更ですが、絹の道では、職員全員が陽性者・利用者も全員が陽性者と想定し、完璧な手指衛生とサージカルマスク、目のフルタイムシールド防御・一人気ままなランチ・法人敷地内は不織布マスク無しで一切会話するなを徹底して、少しでも体調や具合が悪い時は気兼ねなく休みましょう。
そうすれば、コロナはそんなに怖くないし感染しないと信じて気楽に乗り切ってやりましょう。
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出来ればのお願いですが、桜が咲く頃まで同居以外の家族や親族との会食は、最大限の留意をお願いします。個人的には、今週末に同居していない娘二人が来て食事会をするようですが、マスクをして１５分間だけ同席し、その後は酒持って自室に籠りPS４を友に一人呑みに徹します。まぁ何時もの事と言えばそれ迄ですが。

就職した当時のお仕事に一膳飯の用意という大役がありました。今と違って昭和の時代は、特養で利用者が亡くなるなど年に2～3回しかなく、大抵はチョット体調を崩すと上の病院に搬送するのが慣習でした。予後せず亡くなった場合に、朝一に地下の霊安室に一膳飯を持っていくお役目が、極たまにありました。
今でも忘れませんが、職員階段を通る時に線香の香りがするので出勤すると直ぐに分かったものです。
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大抵の家族は、大して悲しそうでもなく淡々と話しをし、中には何でこんな場所で逝ってしまったのかと嘆く家族や他の親族の手前、病院で逝って欲しかったと愚痴る家族が結構いました。
まぁ一番辛かったのは、亡くなったのは寂しいですが、この施設に二度と来なくて良いと思うと何より嬉しいと親族に真顔で言われた時は、流石にチョットだけ考えるものがありました。
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若い時だったので深く考える事もなく何時も通りにご愁傷様です。と言って一膳飯をお供えしてきましたが、今思えば、当時勤めていた特養の深い闇は、結構深いものでした。
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認知症を痴呆と呼んでいた時代の特養でしたので仕方ないのかも知れませんが、今回のクラスター蔓延状況を見ると30数年前とあまり変わってないのではないかと少し思ってしまいます。
先般、東京都社会福祉協議会よりこの特養が職員崩壊による危機の為、応援依頼のメールがありましたが、全国展開している、もの凄く大きな法人が何で支援要請しているのかとても疑問です。