昨日、とある居宅のケアマネさんと話す機会があり月額の収入が10万円に満たない高齢者が在宅での介護が限界を超えた場合の行先はと単刀直入に聞いてみた所、きっぱりとお泊りディと返答された。更に驚きなのは一泊の料金が700円という所もあるようで衛生面や安全面はかなり問題あるようですが、月額21000円というリーズナブルな金額で介護度5の方でも夜間利用できるようです。
施設介護は悪のような雰囲気で在宅介護を中心に進めている介護保険制度も返すところ昼間のディの売上を担保としたお泊りディで何とか繋いでいるとしたら、下手に規制をかけてお泊りディを厳しくするのも問題で難しい課題です。
一応、昨日の医師会立のNPO法人理事会で皆さんに訴えておきましたが、説明が下手なので上手く伝わったかどうか悩んでいます。
月額の年金が夫婦で20万円程度の家庭がたぶん最も多いと思うのですが、在宅で介護ができなくなった時に一人10万円程度の年金で看取りまでしてくれる住宅を造り、残された介護者は、残りの10万円で生活し最後の最後は溜め置いた預金や財産があれば処分して高級な有料老人ホームで優雅に暮らし、無ければ一人10万円程度の年金で看取りまでしてくれる住宅で安心して最後まで暮らす。
絹の道を中心にした車で送迎30分程度のエリアだけは、そんな住宅をしこたま用意して頑張って生きてきた人達が報われる地域にするのが夢です。
後期高齢者は、新老人とも呼ばれているようで元気でも元気でなくても最後まで楽しくいられる地域包括ケアを我が法人は目指します。