第1期介護保険事業計画策定部会委員に就任してから次期の第7期八王子市高齢者計画・介護保険事業計画策定部会委員として再度委員に就任することになりました。
第1期から第7期まで毎期、委員として事業計画策定に携わってきましたが、今期は今までと少し違う感覚で部会に出席しようかと考えています。
第6期から八王子市が中核市になった事由から審議会が制定され八王子市高齢者計画と介護保険事業計画策定部会が統一されました。がこの策定部会は基本的に介護保険が審議され八王子市としての高齢者計画に関しての審議は皆無だったような気がして後悔してます。
介護保険制度が導入されて16年が経過しましたが、個人的な意見としてはもう無理だと予想しています。介護予防から介護度5までの介護保険制度による介護は絶対に無理です。
裕福層の高齢者は豊富な選択肢から希望する介護手段を選べますが、普通や貧困層の高齢者には悲惨な未来が待っています。
介護保険制度で救済されない高齢者を八王子市の一般財源によって介護保険制度に縛られない八王子市独自の救済手段を講じるのか、目を閉じて何もしないで介護保険制度だけでやっている振りをするのかの選択肢になるような気がします。
日本人の誇りに掛けて地域包括ケアシステムという隣近所での助け合いシステムを鑓水の地域では創ろうと思っていますが、ボランティアによる自主的な共助支援システムを国策というのはどうかと思うが、残念ながら現在の状況ならば厚生労働省がやっている事は正しい政策だと思う。誰が悪い訳でもなく健康でない長寿者が蔓延した結果の不幸なので仕方ないです。
微力ですが、国民年金や生活保護でも安心して利用できる国策の多床型特養を何が何でも維持していこうと考えています。法人職員の皆さん宜しくお願い致します。