美薗会 理事長ブログ

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社会福祉法人の役割

現在の社会福祉法人は、戦後の日本でGHQによるお仕着せ憲法に準拠した税金による社会福祉事業規制の回避策として国や都道府県が認可・統制する法人として設立し補助金という名目に変えた税金を投入し戦争孤児や負傷した国民を救済するための法人と教わりました。
高齢者に関しては、養老院と呼ばれていた施設が昭和38年老人福祉法により養護老人ホーム・特別養護老人ホーム・経費老人ホームに改正され現在に至っています。
本来は身寄りのいない高齢者の受け皿で昭和58年当時は今でいう介護度で2程度の人が圧倒的に多く平均年齢も72歳程度と記憶しています。
認知症も痴呆と呼ばれていて80人定員で数名の人しか居ませんでしたので趣味活動のクラブも色々あって泊りの旅行にも行ってました。
時間が流れ平成28年の今は、平均介護度4.5と重度化し90%以上の人が認知症ⅡA以上で平均年齢も85歳程度に上昇してしまいました。
介護保険導入後は民間会社と並列で見られ最近は非課税法人として地域への貢献が義務付けられましたが、元々国民を救済するために立ち上げられた行政機関のダミー法人で補助金という名の税金で国民を等しく救済する事はすっかり変わり、社会福祉法人が介護保険導入後に蓄えた財源を使って社会福祉事業をしろ的な感じになりましたが、我々の法人は、困っている高齢者や在宅介護者を粛々と支えていける社会福祉法人であり職員である自分たちの生活がより豊かになる事を目指して頑張っていきましょう。
暑さも本格的になってきましたので熱中症対策しっかりお願いします。

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