近隣の東京都町田市の都営団地で先月、ベッドで倒れている92歳の男性と首をつっている87歳の妻が見つかり、いずれも死亡が確認される事件があったようです。
認知症の男性の介護を献身的に続けた妻が男性を殺害後、自殺を図ったとみられ「じいじ、ごめんなさい」とベッドの横に置かれた妻の遺書には男性へのメッセージが残されていました。
妻が男性の首を絞めた後、自殺を図ったとみられ、不幸にも妻の説得を受け入れて男性が介護施設に入所することを決めた直後だったようです。
長男と長女は毎日のように両親の部屋を訪ね事件前日から当日朝にかけては長女が滞在しましたが特に変わった様子はなかったようです。
介護を手伝っていた知人男性は「家族や隣人やヘルパーも夫婦を見守っていた。理由が分からず、残念で申し訳ない」と話しているようで施設入所が奥さんにとって救済にならなかったのは非常に残念と感じました。
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今回の悲惨な事件は、特養などを経営していると施設は最後のセイフティーネットと勘違いしている自分に気づかされました。色々な考え方があるんだと反省しました。