美薗会 理事長ブログ

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30年前

今からは想像もつきませんがこの何年間で仕事のイメージが大きく変わってしまいました。
大学や高校を卒業する時に隆盛を誇っていた産業が衰退しまったく無かった産業が大躍進したのがこの30年だと思います。
一部上場企業で大きいほど価値があったのも今は昔で何から何まで様変わりしてしまいました。
IT関連企業の大躍進、アマゾンに代表される流通の大変化など世界規模で大きく変わりました。
また最近の日本の仕事を見てみると需要と供給が大きく変化している産業が目立ちます。
歯科医院の乱立ぶりはかなり目立っていますが、接骨院の数は2002年には25,975店舗だったのが、2012年には42,431店舗に急増。10年で1.6倍になり、これは、コンビニ最大手3社のセブン・イレブン、ローソン、ファミリーマートの店舗数の合計41,085店舗よりも多い数のようです。しかも、これは接骨院だけの数で、整体院なども含めると10万店舗を超えるのではないか、ともいわれるほど急増し美容室やコンビニよりも多く存在し供給過多の仕事になってしまいました。

他にも、いわゆる士業と呼ばれている先生方の仕事も供給過剰の波が襲ってきているようです。

•公認会計士は、2000年には16656人でしたが、2014年には33977人と2倍以上に増えたようです。
•行政書士は、2005年~2014年の間に37,607人から44,057人に増加し
•社会保険労務士は、10年で26,460人(2005年)から38,878人(2014年)と1.46倍に増加し
•税理士も、10年で69,243人(2005年)から74,501人(2014年)
•司法書士は、2006年から2015年の間に、18,509人から21,658人まで増え将来への不安から若い人達の国家資格取得への要望は増えているようです。

オックスフォードの先生によると将来消えゆく仕事として
銀行の融資担当者
電話オペレーター
レジ係
ネイリスト
弁護士助手(パラリーガル)
ホテルの受付
税務申告の代行者
簿記・会計の事務員
不動産ブローカー
動物のブリーダー
時計修理屋
図書館の補助員
塗装・壁紙張り
造園・用地管理の作業員
などがなくなってします可能性が高いようです。
今のところ介護の仕事は安泰のようですが、介護保険事業そのものが破綻するのが心配です。医療保険費・介護保険費・生活保護費を国民皆で真剣に考えなければ駄目ですね。

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