現在の日本において老衰や病気での臨終場所は90%以上が病院と言われていますが、2025年に団塊の世代が70歳代の後半を迎える時は50%分程度しか病床がなく半分の人は、在宅か老人ホームなどの病院以外で臨終を迎えなければならない時代となるようです。
当然、心肺停止時での救急車要請や無理な在宅生活の結果、認知症高齢者による火災や高齢者による不自然な交通事故、超高齢独居高齢者による近隣トラブルなども今以上に増えると予測されます。
2035年頃には団塊世代の介護度が重症化し団塊世代ジュニアも高齢化が進み人口も大幅に減少し経済力も著しく減少している可能性も十分あります。
在宅生活の限界を超え共に生活し世話や介護をしてくれる人がいない状態でも病院に搬送してもらえない高齢者は死に場所難民となって在宅で無理々な生活をしなくてはならず、不安と混乱で目を覆いたくなるような不測の事態が頻繁に起きる超高齢化日本社会となるかも知れません。
でも大丈夫です。
介護保険が失敗しても高齢者施策が不十分でも仮に何もしなくても2050年頃には高齢者比率を著しく高めている世代の多くは「あの世」へと旅だち、7000万人~8000万人程度の円筒形人口分布になって存続していくと思います。
2025年~2050年の25年間、〔死に場所難民〕が引き起こす数多多くの諸問題さえ見て見ぬ振りさえすれば「時間の経過」という素晴らしい福祉施策が超高齢化社会という問題を解決してくれます。
逆に言えば時間が解決する問題に真剣に取り組む必要がないのかも知れませんが・・・?。
2050年は我が家の娘が55歳と53歳という丁度今の自分と同じ歳頃なので頑張ってほしいものです。
自分的には87歳になっているのでたぶん夜空に輝く☆になってこの世界を見守っていく所存です。