愛知県大府市で認知症の男性(当時91歳)が1人で外出して列車にはねられ死亡した事故を巡り、JR東海が家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、男性の家族に賠償を命じた2審判決を破棄し、JR東海側の請求を棄却した。家族側の逆転勝訴が確定した。と先ほどネットで流れてきました。
本当に良かったと思います。
在宅介護を推し進められている現況の施策で徘徊の責任まで家族に押し付けられたら、この国も終わりだなぁと思っていましたので心ある裁判官の方々に感謝です。
これで前例が出来た訳ですから今後の認知症高齢者をお世話する介護者のリスクが減る方向にいくよう念じています。
在宅介護の限界は人様々ですから日頃から我々のような特養と繋がっていて第三者として施設ケアマネが在宅介護の限界をアドバイスできる関係を構築できると良いなぁと思っていますが、個人情報を入手する術がなく色々と難しいところです。