今年、最後となる市役所関連の会議が本日開催され参加してきました。
平川会長と和気副会長の議事進行で第5回八王子市社会福祉審議会高齢者専門分科会として八王子市介護予防・日常生活支援総合事業実施要綱の制定と今後の予定について議論してきました。
色々な意見や質疑がありましたが基本的に市役所の提案がそのまま承認され来年3月から実施されるようです。
報告として地域密着型サービス随時募集についてありましたが選定委員から事業者のヒアリングもなく書類と事務局からの報告だけで選定したので今後は事業者選定についての変更が求められました。
また大阪の上場企業がサービス付高齢者住宅と小規模多機能施設をセットに大規模な事業展開を思考しているようで今後の検査についてもこの審議会で議論の必要があるとの意見が多数出ました。
サービス付高齢者住宅は国土交通省が所管し小規模多機能施設として補助申請が無い場合は基本的に書類のみで建設の許可がでるようで事業開始後の開設指導もなく宿泊が含まれる施設はより透明性を担保する必要があるのではないかとの意見が数多くだされました。
川崎の転落死亡事故を起こしたアミーユは既に他社への売却が新聞で報じられていますが民間企業に社会福祉的要素が含まれる地域密着事業を書類だけで簡単に許可するのもどうかなと思いました。
高齢者貧困ビジネス化の可能性があるサービス付高齢者住宅や有料老人ホームの業務実態掌握のための指導検査についても、この専門分科会で議論し八王子市の施設は絶対安全で健全であるとの土壌をつくっていきましょうと会長の挨拶にありましたが、不透明な中でのネグレクトは完璧に排除しなければいけないと思いました。