日曜日に録画したNHKのクローズアップ現代の無届介護ハウスについての放送を昨日見ました。
やっぱりなぁという感じで国民は必要なもの所謂需要を満たすためには色々な手法を考えるもので本来は違法な手法であっても社会的に必要不可欠なものには蓋をするものだと改めて思い知りました。
宅老所を規制し小規模多機能施設を制度化しても結局は月額10万円前後で入居できる施設が絶対的に不足している為に今回のような無届介護ハウスが全国に蔓延しているようです。
個室やスプリンクラー、職員配置数など規制する側が管理しやすくする事に拘る結果、より劣悪な環境に高齢者を追い込んでいるようにも思います。
無届け施設に厳しい姿勢を貫いても行き場のない高齢者を世に放つだけで今の介護保険制度で救済できないのでは本末転倒なので仕方ありませんが見直しも必要ではないかと思います。
年金で利用できる施設を一番の条件に設定し建物や職員配置、住環境などは落とさなければ、月額10万円前後は無理だと思いますが、生活の質や経営者の経営方針などを重視する方向に転換し例え六畳間に2人が暮らしていても受け入れる位の度量が必要ではないかと感じますが、やはり難しい面もありますね。