今朝のニッポン放送の報道によると西暦2100年にはインドが中国を抜いて世界一位の人口大国になって日本は8400万人程度の人口になると予想されているようです。
以前調べた総務省資料によると江戸中期から後期、明治維新時代の人口増加率で積算してみると2000年頃の人口は約7000万人程度ですので2100年で8000万人台は上出来だと思うのですが、文明開化と世界大戦で一気に爆発的に日本の人口は13000万人に達してしまい、運が良いのか悪いのか高度経済成長に合わせインフラを整備してきたわが国の人口が、真綿で絞められるように60%程度になってしまうと国体としての衰弱振りは半端ない感じになるのかも知れません。
内需だけで成長維持できた各業界企業も自然に淘汰されインドやアフリカ諸国で20世紀並の経済成長でもしない限り現在の日本国企業が生き残るのは少し難しいかも知れません。
21世紀に入り中国を筆頭にアジア諸国が経済発展し現在の金融や経済を引率していますが、最近はやや翳りが見えはじめ韓国などはちょっと前の日本のように衰退していく可能性が高くなってきました。
やはり資源がない国は弱いもので輸出できる技術の継承が大事のようです。最近急に観光業が注目されていますが、ギリシャのようにならない為にも一つの産業や流行に影響されずに総体として国力を磨く必要があるように感じます。
2100年頃にはアジア全体や世界全体で所得水準も平準化され日本の医療や介護が基幹産業になって輸出されているかも知れませんので明治維新の時と同じように世界を目指して頑張っていきましょう。
(にしても関が原では東軍に組しなかった両陣営が幕末まで生き残り維新の中核になって新政府を樹立し明治政府の要職に就任した毛利と島津の人達は立派ですね。優秀なDNAを引き継いでいる22世紀の日本も大丈夫かも知れません。)