病院の前にある通称「門前薬局」の報酬を更に削減する方向で検討しているようです。
昔は薬については医院で直接渡されるのが普通でしたが薬価基準の引き下げや利益縮小のために医薬分離を打ち出し薬剤師の皆さんが高い費用をかけて店舗を借り頑張ってきているのに、またサクッと梯子をはずす感じです。
確かに複数の病院から処方された患者の薬をまとめて管理する「かかりつけ薬局」への転換も良いと思いますが、またまた後だしジャンケンのような施策のようで違和感を感じます。
きちんとした施策をタイミング良く打ち出さないと結局は住民サービスの低下に繋がり弱い人がダメージを受けることを認識しているのか疑問に感じます。
生活保護の人々は金の心配なく医療機関で診療が受けられ、最低限の年金で暮らしている人は病院へ行くのも躊躇している番組をNHKでやっていましたが、本当に嘆かわしい事だと思います。
そろそろ医療や介護に偏った目先の削減だけでなく本質的の抜本改革を目指しては如何でしょうか?
![](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/6c4308b8e96bd501cf83ab9c108ebe5f/1432608759)
本当に真面目にこつこつ生きてきた人が報われない社会保障制度って必要ですかね?