都内自治体の第六期介護保険事業における利用者が支払う介護保険料が平均月額5538円となり前期よりも11%も増えることになりました。
八王子市における介護保険料は平均5408円ですので都内平均よりも130円安いようですが、実際は過去に積み上げていた余剰金を億単位で切り崩していますので次年度の保険料はどうなるか分かりません。
日本の医療保険や介護保険、生活保護制度などは、世界を見ても類のないほど完成された素晴らしい制度だと思いますが、支えていく財源が超ぬるい憶測と希望的観測で成り立っているのが不安で堪りません。
飢えず平等に安定した生活を極一部の国民に大多数の国民で支えるのであれば持ち堪えていける気もしますが、受給者数3031万人に及ぶ人達が数万円の国民年金だけで生活するのは至難伎で今後も生活保護受給者は増え続けていくと予測されます。
公的年金を受給している人は3942万人も居て毎年100万人単位で増え続けているようです。
個人的な予測ですが年齢による引退ができない多くの高齢者は無理にでも就労し続け病気になっても働き続けなければ成り立たない、そんな嫌な時代が来るかも知れません。
やはり60歳で支払う保険料が終わり終身で保障されている生命保険と民間の介護保険に若いうちに入っておく事を奨励します。