高齢化で急増している介護費用を抑えるため、政府は、介護サービスを行う事業者に対して支払う介護報酬を、9年ぶりに引き下げる方針を固めたと今朝の読売新聞にありました。
介護報酬は、介護サービスの事業者が利用者などから受け取るもので、3年に1度、政府が見直しを行っています。消費税増税が延期されたことで財源が限られることもあり、政府は9年ぶりに引き下げる方向で検討に入ったようです。下げ幅は来年度予算を編成する来月に決定することになるようですが、概ね3%程度の引き下げを求める財務省と厚生労働省で調整が続けられているようですが、サービス全体を引き下げるのでなく、収益率が10%という特養とディサービスを中心に引き下げ全体で3%程度の引き下げを図るようなので、特養とディサービスはやはり6%程度の引き下げになるように思います。
一方、ほかの産業よりも賃金が安いことから人手不足に陥っている介護職員の賃金を改善するため、月額1万円程度増額する予算は確保する見通しと言われてますがどうなるか不明です。
まぁ、当法人に至っては利益が大幅に下がる可能性はありますが、赤字になることはないと思いますので、のんびりとやっていきましょう。
1. 無題