セルフネグレクトとは意欲や能力が低下して自らの生活に無頓着になり心身の健康や安全が脅かされる状態になる事と定義されていますが、自宅や敷地内にゴミを溜め込むケースも多く悪臭や害虫発生など地域の問題になっているケースや火災や孤立死を招く恐れもあり今後の大きな課題になっています。またセルフネグレクトを招く大きな要因として認知症が深く関わっている事が想定でき専門家による実態調査が必要と思われているようです。
内閣府の2010年度の調査ではセルフネグレクトの状態にある高齢者は最も多ければ12000人に達すると推計されていますので八王子市にも数多くの罹患者がいると思われます。
ケアマネージャーは生活全般を見なければいけないのでセルフネグレクトについてもしっかりと掌握し問題ケースには速やかに対応していかなければいけないと感じています。
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先週末は地域包括ケアシステムについて平川先生からじっくりと教えて頂いたので施設長研修で取り上げたいと思っています。