本日の朝刊によると介護資格要件を緩和して人手不足解消を狙うと厚生労働省が方針を固めたと報道されていますが、ちょっと前にヘルパー制度を改め介護福祉士取得のハードルを上げようとしEPAでは普通でない条件を突きつけ、介護職段位制度まで発表したのに何で今のこのタイミングで真逆とも思えるこの方針が出されたのか意味不明です。
介護人材不足など10年も20年も前から予測できていたし日本の人口減や高齢者割合など幾らでも予測できていたの介護保険制度が始まってから、迷走に迷走を繰り返しているように感じてなりません。
また外国人介護者を承認しても直ぐに仕事ができる訳でなく何年も時間を掛けて教育しなければならないし、今まで進めてきた理想に基づく高齢者施策でのコスト的に合わない施設など残された課題は大きいと思います。
介護だけでなく医療・生活保護・社会的総合インフラの再整備など収支が合う訳もないこれからの未来、何を優先し何を犠牲にするか国民全体の覚悟が必要なのかも知れません。
しかしながら個人的には高齢者施策を優先してほしいと思います。
何で今更。でも正解だと思います。