今朝の日経や朝日によると介護が必要な65歳以上の高齢者がいる世帯のうち介護する人も65歳以上である「老人による老人の介護」の世帯の割合が51.2%に達し初めて5割を超えたことが、厚生労働省がまとめた2013年の国民生活基礎調査で分かったようです。
所謂「老老介護」は10年前の調査から5.3ポイントアップし介護する人は家族が2.5ポイント減り、事業者が1.5ポイント増え、介護する人の約70%は女性のようです。
昨日は午前中にUR都市機構の訪問を受け午後1時30分から介護認定審査会に出席し午後3時から同じく八王子市役所で開催された第六期介護保険策定委員会に参加してきました。
来年から改正される介護保険制度の詳細が未だはっきりしないようで各種質問に対しても曖昧過ぎる返答ばかりでしたが、肝心要である厚生労働省からの詳細が示されていないので八王子市には仕方のない対応だと思いました。
しかしながら老老介護から高齢者世帯になり一人暮らしの果てはどうなるか考えると非常に不安になります。
療養型病床廃止が延期・延期・延期され多床型特養を廃止しユニット型特養に移行し小規模多機能施設がこれからの在宅介護を担うような夢のような話をされると日本国は大丈夫なのかと心配になります。
よく言われる事ですが少子高齢化の問題は50年も経てば自然と解消され8000万程度の人口で程よく暮らせる可能性もあると言われていますので子供や孫・ひ孫の為に今日を頑張っていきましょう。
老人の定義を85歳にして還暦を75歳にする案は如何でしょうか?あと8年で還暦を迎えるのがチョット辛いですが、確実に老化している実感はヒシヒシと感じています。因みに人生50年の江戸時代であればとっくに死んでいます。