30年くらい前の話ですが、介護職が寮母さんと言われていた時代とある新人職員が初仕事に来て昼食を食べに外出したまま行方不明になり当時は携帯電話などなく新人だった自分が自宅まで探しに行かされた嫌な思い出があります。
たぶんオムツ交換に肝を潰し心無い同僚からの叱咤が原因だと推測されましたが、逃げ出された職場の職員は自分達に原因があるなどと一切思わず文句の嵐だったことを思い出します。
またその職場で先輩達に苛められていた若い女性職員をたいして庇った訳でもないのですが、数年後に会った時にとても感謝された事もありました。
職場は生き物で人と人の調和や絆で色々な形に変わるものだと感じています。また同じ人間でも合うか合わない職場で周りからの評価がまったく変わる事もあるように思います。
10年間のサラリーマン生活で感じた事ですが職員が働きやすい職場は、人の入れ替わりが少なく上司が部下の面倒を良く看ていて陰口や休んでいる人への悪口が少ない職場だと思います。
自分達の職場を良くする為に仕事以外での交流を育み何れは仕事上の信頼に繋げ最終的には良い結果となって帰ってくるように努力し最後は最高の結果を出していく事が大勝利だと思っています。
本当に有難い事ですが我が法人は離職率がとても低いので職場長や各職場で目に見えない努力が地道にされていると思われます。何れ何処かで必ず報われますので頑張っていきましょう。
もう一度読み直してみると昔とは違う感動があります。人と人の繋がりの基本を学べますよ。