八王子医師会が行っている在宅療養推進区市町村支援事業推進協議会委員に任命され今週初めに開催された平成26年度第1回推進協議会に参加してきました。
この推進協議会は
① 小児在宅訪問看護ステーションの研修会
② 災害時を含めた在宅患者救急搬送について
③ 在宅診療情報提供システムの確立
をテーマに多職種連携に基づいて活動を行うようです。
委員会構成は八王子医師会より7名・訪問看護ステーションより3名・歯科医師会より1名・薬剤師会より1名・地域包括支援センターより1名・居宅介護支援事業所より1名・八王子市役所より4名・特別養護老人ホームより1名の委員で構成されています。
①の小児在宅訪問看護ステーションについては、まったく存在を知らなかったのでとても参考になりました。八王子市には過去に東京都が運営する小児専門の病棟があったので小児の在宅介護に対し問題意識の高い医師・看護師さんの話に興味をもちました。
②の災害時を含めた在宅患者救急搬送については、八高連の元会長である先生が委員に入っているので何らかの連携をするような感じを受けました。
③の在宅診療情報提供システムの確立は、医療情報クラウド連携プラットフォームを軌道に乗せ個人情報の共有を図るようです。

多職種連携は地域包括ケアシステム構築には欠かせない課題なので医師会を中核に連携システムを熟成していくことはとても価値的だと思いました。