土曜日に開催された八王子市高齢者救急医療体制広域連絡会総会は、30分程で閉会しその後、各機関からの報告がありました。
とある人が昔言ってましたが、業界用語が分からないと何を話しているのかまったく理解できないという状況を経験してきました。
学校でて直ぐに特養に就職したので病院の事はまったく知識がなく平成26年度診療報酬改定に伴なう各機関の実際の影響について説明があったのですが、初めて聞く用語や制度で、7対1の基準とかDPC算定病院とか在宅復帰率とか、たぶん病院関係者には普通の用語なのでしょうがまったく理解できませんでした。
しかし病院の実際の収支状況を説明され入院日数を15日以内にし患者の75%を在宅の指定を受けた機関に退院させなければ大幅に診療報酬が下がるという事は理解できました。
資料によると在宅として認められるのは、自宅・地域包括ケア病棟・回復期リハ病棟・在宅復帰型療養病床・強化型老人保健施設・有料老人ホーム・特別養護老人ホームのようで病院から病院への退院は評価されないようです。
状況によっては5年以内に1000病院位が日本から消えてなくなる可能性もあるようでとても危惧していました。
地域の病院を守る為にも在宅での介護をより推進し重度な介護が必要な人を優先的に介護保険施設が入所させる必要があると思いました。総会に行くまでは文句を言ってましたが、とても勉強になる有意義な会議でした。

清智会記念病院理事長の横山先生が顧問に就任し陵北病院院長の田中先生が会長に就任しました。