昨日、東京都住宅供給公社が主催する「サービス付き高齢者向け住宅」開設記念シンポジウムに参加してきました。
この公社には少子高齢対策部少子高齢対策課というものがあるらしく世田谷区烏山の公団住宅敷地内に介護棟46戸、一般の高齢者住宅43戸を古くなった烏山住宅団地の建て替えとして新規に開設したようです。
コンシェルジュサービスや24時間対応訪問介護・看護をはじめクリニック、交流カフェ、食事サービスなども併設され団地そのものが地域包括ケアシステムのような感じでした。
しかし残念なことは月額最低でも20万円ほど必要で,ある程度の富裕層でなければ利用できないようです。
税金でやっている公社が何故に指定の有料老人ホームを利用できる富裕層をターゲットに住宅を整備するのかやや疑問ですが、UR都市機構などの公社もサービス付き高齢者向け住宅を整備するような事を言ってました。
夫婦で公務員や教師をやっていた共済年金の人しか年金だけで利用することができない今の住宅施策も大事だと思いますが、重度の認知症で重度の介護が必要になった人でも国民年金で利用できる住宅が必要だと思うのですが???
一人で生活できなくなった時に国民年金・厚生年金&財産のない普通の高齢者は何処で暮らせばいいのでしょうか。
30年前のクリニック時代の天本先生が懐かしいです。