年明け早々に八王子市による指導検査が実施され本日が最終日となりました。コロナの影響で5年ぶりとなる実施指導検査ですが、流石に5年前の記憶は確かでなく、そんな事もあったよなという事例も多く対応しにくい面も多々ありましたが、今の所多きな問題もなく過ぎています。
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八王子市が中核市になったことで東京都から実施指導検査業務が移管され八王子市が担っていますが、さぞかし大変だろうと思います。そもそも措置事業であった特別養護老人ホームを介護保険事業に取り組み、措置費(税金)による事業を廃止し、民間の営利法人と対等の介護保険事業として自己責任を押し付けておいて実施指導検査だけは、措置時代と対等に行おうとした東京都に問題があるような気がします。
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介護保険事業は福祉事業でなく、あくまで営利事業であると位置づけされていますが、社会福祉法人は、公に認可された非課税法人の立派な福祉事業主であり、どこぞの民間会社のような営利のみに走る訳にもいかず、慈愛博愛に富んだ困窮者救済を根本にした法人経営であるべきと考えています。
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とはいえ、職員の生活や施設の維持など必要経費の確保も重要なので、利益をあげながら慈愛博愛も目指す運営方針で今年もやっていきたいと考えていますので職員の皆様、宜しくお願い致します。