最近、何気に事業譲渡売買の勧誘やご案内が多くなってきました。多分、見境なくメールや電話をしているのだろうが、迷惑な話である。先週、電話でのM&Aがあった際に暇だったので少し話し相手をしてみた。
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相手は、普通に真面目そうな中年男性(多分)で名乗っている社名も一流どころの会社で話の内容もあり得そうな話でした。今回の一連の騒動でリモートワークや多職種への事業拡大を検討しているクライアントが多く社会福祉法人に注目しているとの事で事業譲渡の意思がないか聞かれました。
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多摩市でクラスターがやっと止まった特養を買収したグループは、都心でクリニックを開業していた人が、吸収合併を繰り返し僅か30年余りで従業員10,000人を超える巨大グループにしたので、先の見える経営者は今こそ事業拡大のチャンスなのかも知れません。
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営業の人に色々と最近のM&Aについて教えて貰い勉強になりましたが、売る気も買うつもりもないですよと最後に軽く促しておきました。駄目な社会福祉法人の経営立て直しに若い頃に行った事もありますが、社会福祉法人の創業者など変わった人が多いので面倒なだけです。
今後も可もなく不可もなく地味に経営していければ本望です。職員の皆さんも無理せず普通にやっていきましょう。