還暦近くになると色々と考えさせられる事があります。絹の道を創設した頃には、訳もなく50歳位でこの世から居なくなる気がしていて生命保険や学資保険に入りまくりましたが、結局は杞憂に終わり保険は涙ながらの額が支給され、個人積み立ての退職金は昨年返ってきました。
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10代の頃は、何の目的もなく唯々漠然と生きてきましたが、昭和が染みついている我々の年代は、終身社畜となって働くのが当たり前ですからサラリーマンを10年やって、たまたまの機会に恵まれて会社を創業して現在に至っています。
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10代の頃、学業優秀で私立中学に進学し大手銀行に就職した知り合いは、今では派遣社員で日々の生活に追われていると風の噂で流れてきましたが、人生なかなか分からないものです。
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絹の道を創設した際に現場監督として赴任してきた方は、かなり優秀な大学を出て、一級建築士&一級施工管理技士をはじめ色々な資格を持った超優秀な人でしたが、56歳の若さで糖尿が悪化してこの世を去りました。
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最近、芸能界で自死のニュースが続いていますが、傍目には羨ましい容貌であったり、業績があっても、駄目な時に助けてくれる存在が大事な気がします。ありきたりですが、長年連れ添った配偶者や子供達、最近仲の良い友人知人の存在を大切していきたいです。
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もう直ぐ秋の味覚の王様と言われる、新米の季節がきます。秋刀魚は高いですが、鰯が大豊漁ですので今年は鰯を堪能していきましょう。
因みに、今年の新米は糖度も高く価格も安価だとテレビで言ってました。