長野県安曇野市の特別養護老人ホームで7年前、ドーナツを食べた入所者が死亡し、准看護師が業務上過失致死の罪に問われた裁判で7月28日火曜日、2審の東京高等裁判所は「ドーナツを提供したことが刑法上の注意義務に反するとは言えない」として、罰金20万円とした1審・長野地裁松本支部の判決を破棄し、無罪を言い渡したようです。
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無罪を主張した弁護団の呼びかけに集まった署名は介護現場などから40万筆を超えたという案件ですが、今回の無罪判決に少し安心しました。
介護の現場はリスクが高く介護に携わる全ての職員は、細心の注意をもって仕事に当たらなければいけませんが、有罪と無罪では今後の施設運営にも影響がでます。
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在宅で介護している人々の役に立つ施設運営を目指すとリスクが上がり、より重度の方々の受入れが重要になってきます。その為には職員の疲労を溜めず職員数を可能な限り増やす事が大事ですが、施設を赤字にすると雇用や給与にも響きます。
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より合理的な経営を目指しますので今後とも職員の皆さんの協力をお願いします。