一部の職員さんは、知っていると思いますが、栄養士の専門学校を出て満員電車に乗りたくない一心で下り電車で通える老人ホームに就職したのが二十歳の時でした。献立作成から調理まで10年間働き、途中でディサービスの管理者を兼務しケアマネモドキの仕事をしていました。
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元々は結核病院の経営者が、退院後に行き場のない人を収容するために創設した老人ホームで養老院とも言われていました。
モルタル造りの平屋のホームは就職時に20年近く経っていましたので、厨房の排水溝にネズミが住み着き、食品庫の米もよく齧られていました。
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以前勤めていた法人は、全国で8000人の職員を抱える大法人に、経営悪化の元結核病院・老人ホーム・保育園共に吸収合併され3年が経ちました。
もしも、あの時退職しないで勤めていたら55歳で別法人に転職するか吸収された法人に雇ってもらうかの選択となり最悪の最後となっていたと思います。
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現在は、コロナの影響で経済が麻痺し経営が悪化する会社が増えるのではないかと大変心配されています。
今、個人的に一番心配なのは、小中高のように全国一律または地域限定でディサービスの営業が停止されるのが不安です。(我が法人だけでなく市内や全国のディサービスで罹患者がでないことを祈りましょう)
真偽は分かりませんが、中国武漢市の罹患者はピークを越え沈静化に向かっていると中国政府筋の方が言っていますので信じてみましょう。