長く人生をやってみると自分の生きてきた生き様を考えるようになる。
最近の実感としては、個人的に掛けてき共済保険などが満期になり、所謂退職金等というものを頂くとサラリーマンとして最後が近づいてきた事を痛切に感じる。
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下の子の就職で子育ても終了し、厚生年金受給まで後7年となると、残りの人生に何を見出すか、とか、少子高齢化で頭打ちになっている今の仕事に何か楽しい要素はないか、とか、運よく孫とかいうものが授からないだろうか、とか、ほとんど神様頼りになってきたりもする。
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介護認定審査会でも毎回、自分より年齢が低い人を審査したり、生活保護のケースも以前より随分と増えているような気がします。
また、一人暮らしは無理だろうと思われる認知症独居高齢者で頼れる身内がいないケースが本当に増えてきたように感じます。
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国は、地域共生で何とか頑張れと言いますが、我が法人の使命は在宅介護で疲弊している家族の救済が優先順位一番です。ですが働いている職員の健康や生活も最優先です。難しいですがより良いバランスを模索していきましょう。