未曽有の大震災から3年近くが経過し復興支援への思いがやや薄れかけていると思いますが、実際に現地を視察してみると復興が進んでいない状況を思い知らされます。
学校のグランドにある仮設住宅には未だ多くの避難者が生活し住宅地域は3メートルの盛土が施されていますが遅々として工事が進まないようです。
気仙沼港近辺の漁業関係の設備は復興され唐桑漁港における牡蛎の収穫は日に日に増えているようですが、津波で海底が掻きまわされた影響で貝毒が頻繁に検出され出荷制限もあるようです。
今回、市民病院の先生の配慮でNPOが運営する医療用多目的ヘリコプターの試乗ができ上空から気仙沼町を一望してきました。
現地の人々とも交流してきましたが、我々ができる支援は被災地に行って食べて買ってお金を落とすことで被災地の経済が少しでも良くなり結果的に被災地の多くの人々が潤うようです。
今回はふれあいコンサートで協力頂いた義捐金も贈答してきましたが、被災地の子供達への教育用品購入に充てるようです。
被災地の人々は未だ多くの不便の中で生活している事を忘れてはいけないと切に思いました。
全国からの支援で復興された牡蛎番屋
復興された牡蛎棚
漁師さん達が運営する牡蛎小屋
旨いです
支援頂いた事への感謝が書かれています
医療用多目的ヘリコプター
ストレッチャーが積めるようなっています
NPOを立ち上げた救命救急士さん
上空から見た気仙沼町
気仙沼漁港
復興支援会議
気仙沼町で事業経営をしている方々と今後の復興支援について語り合いました。本文にもあるように全国から人が来てくれる事を望んでいました。